GibbsCAM 2.5D ソリッドには、サーフェスとソリッド用の重要なモデリング機能と、サーフェスとソリッドを直接加工できる機能が搭載されています。ソリッドモデルを作成、インポート、編集したら、モデルを加工するプログラムを生成します。また、専用ツールを使用して、サーフェスデータをインポートして修復し、自動的にソリッドに変換します。CNC プログラミングをより速く、より簡単に作成して、効率性と生産性を向上させます。
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高性能なソリッドモデリング
生産可能なバージョンを作成するために、CAD システムからソリッドモデルをインポート、スクラッチから独自に作成、インポートしたソリッドモデルを変更、いずれの方法をとった場合でも、履歴ツリーなどの高度な機能を含め、GibbsCAM 2.5D ソリッドのあらゆる種類のソリッドモデリングサポート機能を活用できます。業界きっての使いやすさにより、ソリッドの作業が単純化され、わかりやすくなります。高性能なこのソリッドモデリングツールを使用すれば、ソリッドモデリングテクノロジーを最大限に活用できます。
サーフェスモデルのインポートと修復
ソリッドへ移行しても、CAD システムが生成するサーフェスモデルは、なおもインポートして加工する必要があります。GibbsCAM 2.5D ソリッドを使用すれば、サーフェスモデルを読み込んで、さまざまなサーフェスモデリングツールで遭遇する問題を修復できます。また、独自のサーフェスを作成して加工することもできます。それでもやはりサーフェスモデルで作業する場合は、 GibbsCAM 2.5D ソリッドを使用することで、作業を省き、ソリッドベース加工へスムーズに移行できます。
ソリッドへの自動変換
GibbsCAM 2.5D ソリッドを使用すると、ソリッドモデル以外からでもソリッドベース加工を利用できます。インポートした場合でも、作成した場合でも、自動的にサーフェスモデルにステッチを施し、GibbsCAM のソリッドモデリングツールでさらに変更を加えたり、そのまま加工したりできるソリッドモデルを作成します。また、サーフェスベースからソリッドベース CAM への移行に必要なツールにアクセスできます。
2.5D ソリッドで直接加工
設計で多大な利点を得られるだけでなく、ソリッドモデルからは加工でも数々の利点を得られます。GibbsCAM には、ソリッドを直接加工したり、ソリッドの付加情報を十分に活用したりできるよう、加工機能が搭載されています。これにより、パフォーマンス、信頼性、効率性が向上します。
ソリッドの位置設定ツール
ソリッドモデルは GibbsCAM 2.5D ソリッドの主な造形ブロックであるため、高度な位置設定ツールが搭載されています。ソリッドの位置や向きをすばやく、簡単かつ正確に設定できます。これらのツールは複数のピースから 1 つの部品モデルを作成する時に非常に便利ですが、それだけではなく、固定具での部品モデルのセットアップを大幅に合理化できます。部品をその位置に付けるための回転や変換の計算方法ではなく、部品をどのように配置する必要があるかという点に焦点を絞ります。
プロファイラー
部品で生産可能なフィーチャを特定することが、プログラミングでは一般的なスタートポイントです。GibbsCAM 2.5D ソリッドには、ボス、スロット、ポケットなどの機能をインタラクティブに定義できる革新的なインターフェース、Profiler (プロファイラー) が搭載されています。自動のフィーチャ認識とは異なり、プロファイラーではフィーチャに含まれる形状要素を完全に制御することができます。プロファイラーでは、加工のため、形状をインタラクティブに派生させることもできます。高度なプログラミングツールで高性能なフィーチャベースの加工を実施できます。
自動フィーチャ認識 (穴)
Hole-making occupies close to 80 percent of machining time with most production machining jobs. Holes also represent a significant amount of programming time in production parts. Fortunately, holes are also fairly well-behaved features in solid models. GibbsCAM 2.5D Solids provides an automatic feature recognition (AFR) capability that identifies holes along with their position and orientation and also determines various hole aspects (chamfer, counter-sink/bore, bottom condition) based on the hole’s geometry. Leverage the AFR capability to improve your hole-making efficiency and quality.
Hole Manager (穴の管理)
穴加工の生産性を効率化し、全体品質を向上させます。穴加工は部品生産において、加工時間の 80% 近くを占めるため、穴を特定して分類し、プログラムすることが非常に重要です。穴の管理機能は、穴フィーチャ処理のフロントエンドです。穴のパラメータを表示して、処理に合わせて分類できます。Hole AFR (穴 AFR) がホールマネージャーに統合されているため、穴フィーチャを特定して、自動でホールマネージャーに直接取り込むことができます。Hole Wizard (穴ウィザード) も同様に統合されているため、穴情報が直接渡して、自動ツーリングとツールパス生成できます。